サンマルツァーノ種<San Marzano tomato>
サンマルツァーノトマト(San Marzano tomato)
加熱調理用トマトの王様サンマルツァーノ種は、250年前の1770年に歴史が始まります。
当時のペルー副王領からナポリ王国に種子が贈られ、ナポリ郊外のサン・マルツァーノ・スル・サルノ(San Marzano sul Sarno)周辺で栽培されるようになりました。そして、そのことが品種名の由来になったとされています。 参照:Wikipedia(英語版)など
しかし、1980年から1990年代に主要産地でウイルス病の蔓延により原種系統がほぼ絶滅したらしく、現在の定義は定かではないですが、再生品種やその交配品種、それら全てのF1品種もサンマルツァーノトマトと呼ばれています。
250年前から美味しい!?新鮮サンマルツァーノを使ったPasta al Pomodoro!!
最も高いトマト缶!?
ナポリ周辺で生産されるサンマルツァーノ種は、DOP認証(原産地名称保護制度)を活用して栽培しており、DOPロゴが付いた「San Marzano」のトマト缶は、世界中で最も高い価格帯で販売されているトマト缶の一つです。
特徴
- プラム型といわれる縦長果。
- 種・果汁が少ない。
- 酸味が少なくマイルドな味わい。
プラム型です。
種・果汁が少なく、果肉がしっかりしていることが特徴です。
湯向きも簡単です。
品種
2020年1月現在、サンマルツァーノはサンマルツァーノリゼルバとポッツァーノの2品種を栽培しています。
なお、下記の重量比較はキズモノ出荷外商品で写真撮影しています。
サンマルツァーノ リゼルバ | ポッツァーノ(テスト栽培) | クックゴールド(参考商品) |
San Marzano Riserva | pozzanao | Cookgold |
510g | 530g | 506g |
樹姿(2020.1.20) 支柱を立てた、斜め誘因をしています。 | ||
なりこみ(2020.1.20) | ||
頂芽(2020.1.20) | ||
葉姿(2020.1.20) | ||